【魔法のコトバ|02】思考力を高めて自分を見つめる習慣を育む
2023/04/25

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【魔法のコトバ | 02】
『なぜ?』大事
行動を起こす時、必ずその行動を起こす理由があります。
何となく起こした行動である場合でも、深く考えていけば思い当たる理由が見つかるはずです。『なぜ』その行動を起こしたのかを考える習慣は、次の行動をどうするかを考えることにつながります。
好ましくない行動取った子どもに対して「なぜ?」を問いかけること
子どもが好ましくない行動を取ってしまった時、その行動に至った経緯や理由などを聞くと思います。
その理由が明らかだったり、仕方ないと思える経緯が分かれば、次に似た場面に遭遇した時の行動や、また、そのような状況に陥らない方法を一緒に考えることができます。さらに、その場にいた別の人について、その人が「なぜ」その行動を取ったのかも考えられる場合もあるかも知れません。
何となく取った行動に対して「『なぜ?』大事」を投げかけることで日頃から自分を見つめる
「なぜ?」を問いかけた時に「何となく」や「分からない」という答えが返ってくることもあります。要するに、深く考えずに行動したばかりではなく、それが失敗の場面であっても、次につながることを考える意思がないということです。
そこが「『なぜ?』大事」の言葉をかけるタイミングと考えています。人が行動を起こすには、必ずその理由があります。
確かに、特別に考えることなく、何となく行動を起こすことはあります。何となく取った行動であったとしても、せめて、好ましくない行動を取ってしまった時くらいは、「なぜ?」と振り返り、自分自身を見つめる機会としたいものです。
日頃から「なぜ?」を考えることは思考力を高めて自分を見つめる大きな機会であり、学力とも関連する
例えば「なぜ」ステーキが好きなのか、その理由を考えることは自分自身について改めて考える機会となります。「なぜ?」を考える時の多くは、過去を振り返っていると思います。過去にステーキを食べたときの感動を思い出して言葉にするなどです。
「なぜ?」を考える習慣があれば、行動を起こす前に「なぜそうしたいのか」「その後どうなるのか」など、未来の自分の姿を想像し、今起こそうとしている行動について考えることができるようになると思います。
「『なぜ?』大事」の言葉を心に留め、様々なことについて「なぜだろう?」考える習慣が思考力を高めることは間違いないと思いますし、自分自身に対して「なぜ?」と問いかけることは自分自身を見つめる大きな機会ではないでしょうか。物事の本質を捉えたり、説明したりと、学力にもつながる習慣になると考えています。
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